イヤーパッドをスワップする。聞きなれない言葉ではありますが、これは外国の方がよくいう言い方で、簡単にいうと、純正じゃないイヤーパッドを装着してヘッドホンで音楽を楽しむという意味です。
純正じゃないイヤーパッドを装着して音楽を楽しむ???なんじゃそれって話ですよね。
だけど、実際イヤーパッドを交換する、いや、純正でもイヤーパッドが消耗すれば形状が変わって元々の音の聞こえ方してないはずなんです。ま、だから消耗したら新しいイヤーパッドに交換する。交換すると、あれ!?音が良くなった気がするってよくtwitterなどで目にするわけですね。
話をスワップのほうに戻して。
その純正じゃないイヤーパッドに交換するって少しハードル高いですよね。そうそう、お気に入りのヘッドホンだからあまり変なのにしたくないって気持ちもわかります。だけど、好きだからこそわかるその愛用のヘッドホンの弱点、欠点が見えてくることもありますよね。
例えば、装着感。
「これ、音最高に良いんだけど、1時間もつけてると耳が死ぬ。」とか
「プロテインレザーの肌にくっつく感じが苦手」とか
もっと、愛用のヘッドホンを愛せる形に変えてあげたいと願うユーザーはどんどん増えてきています。
後は、音の傾向についても。
「もうちょっと低音が効いてたほうが良いかも」とか
「逆に低音効きすぎてて抜いてほしい」とか
みなさん本当にわがままですよね。でもわかります。
それイヤーパッドをスワップするだけで全部解決するんですね。
イヤーパッドは、ヘッドホンのオーディオルームと言われているんですね。数年前ドイツのベイヤーダイナミックのプロダクトシニアマネジャーの方とお話する機会があり色々イヤーパッドのことを聞いてたんですが、彼もイヤーパッドはオーディオルームで、ドライバの開発と同じぐらいイヤーパッドにはこだわると。
音質傾向については本当にみなさん好き嫌いあるので、イヤーパッドを交換するとどのように音は変わるのかってすごく気になりますよね?だって、自分が買ったイヤーパッドが愛用のヘッドホンにどのような傾向をもたらすのか先に分かったほうが買いやすいですよね?
それがわかるようになるブログがあるんです。(画像をクリック)
森あざらしさんの「イヤーパッドの素材や構造の違いによるヘッドホンの装着感と音質の変化を試してみた(YAXI編)」
是非一読してほしい内容になっています。
というのも、じゃ~ちょっと純正じゃないイヤーパッド試してみようと思ったとしても、そのヘッドホンにはどういう形状のイヤーパッドや、素材はどういうのが良いのかが先に頭に入ってたほうが買いやすいですよね。
もちろん、ショップで試聴可能なイヤーパッドもあります。でも、やっぱり頭でこのヘッドホンにはこういうイヤーパッドがあったら最高だよなって、ヘッドホンユーザーにはわかっててほしいですね。
このブログが出たときに、すごくまとまりのある内容で、しかも完結にポイントしっかり付いてると感じました。
それから1年以上経っていますが、ヤクシーのユーザーは増えており、多くのヘッドホンユーザーがスワップを楽しんでおられるんだなと最近思ったので、今一度このブログを紹介できればと思い立ちました。
是非ご一読を!
森アザラシさんありがとうございます。